「秋の日はつるべ落とし」
とは、本当によくできた言葉。
まさしく、今時分の「日」はちょっと目を離した隙に「ストン」と落ちてしまうようです。
先日、近所の庭にある柿の木になっている沢山の柿を頂きました。
「!」と感嘆符がつくほどの甘さで驚きました。何の手入れもせずにただ実ったものがこのように甘く、人の舌を魅了するなど、おそらく「柿」くらいしかないのではないでしょうか?和歌山や愛媛なら「蜜柑」でもそうなのでしょうか?こればかりは判りません・・・。愛媛の人に聞くところによると、蜜柑の産地での蜜柑畑は、皆海風をうけるところにあるということ、その潮風が蜜柑に甘さを加えるらしいのですが。
砂糖などない時代、果実の甘さくらいしかそれを知る機会はなかったと思いますが、中でも「柿」は特に甘い部類に入るのではないでしょうか。人工甘味料等とは、別種の甘さがしますし、もちろん砂糖のような「重い」ような甘さでもない・・・。
あまりにも手軽に手に入るため、その本当の価値に気付かないことがいかに多い事か。
「甘味」ということもその一つでしょう。
今日はこれまで。
0 件のコメント:
コメントを投稿