10月にmixiの日記にコメントをつけてから、その人の関係が始まりました。
その返信に、僕と似ているものを即座に感じ取りましたので、マイミクになって頂きました。
前にここで紹介した渡辺京二「逝きし世の面影」はその彼に教えてもらったものです。
http://3and1-ryo.blogspot.com/2010/10/blog-post_19.html
浄土真宗に関わる「非僧非俗」という日記に対して、明治後の日本仏教の自堕落、出タラメ加減に意見を一にし、和辻哲郎の「日本倫理思想史」に話が及ぶにいたっては、彼の博学振りに目を見張りました。
その後、福澤諭吉について僕に再認識、再評価の目を開かせてくれ、20歳の頃に毛嫌いしてから、ほとんど学んでいなかった福沢諭吉の言説は、最近の僕の考えを裏付けてくれているようなものだと思うようになりました。
つまり、僕を啓蒙してくれたのです。
その彼と、昨日リアルで会い、一献傾けて参りました。
彼は若干29歳!
博士のたまごで、日本思想史を学んでいる学究の青年でありました。
例え話や、考えを述べるのに、「相手は知っているだろうか?」というためらいなしに議論が出来たのは、私にとっては初めての経験でした。6時間半も延々と飲み、話し、時間があっという間に過ぎて行きました。
世の中にこんな青年がいたのかという嬉しい驚きです。他日の再会を期したのは言うまでもありません。
機会があれば、メンバーの皆にも紹介したいと思います。
今日はこれまで。
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