人口推計は貧困な少子化対策への警告だ
と題した記事が書かれていた。
野田政権は新人口推計を貧困な少子化対策への警告と受け止め、出生率をもっと高めるための具体策を打ち出す責任がある。
ともあった。僕にはどうもピンとこないのだ。なぜ出生率が上向かないのか?これはこの国の将来に対するぼんやりした不安からではないだろうか?小手先の策を弄してもおそらく何の効果もあるまい。
ぼんやりした不安・・・。
例えば、学校教育。
僕の住んでいる地域でさえ、公立に対する不信感は相当根深い。経済的に余裕があれば、誰しもが私立へ行かせたいと思っていると思う。僕のうちでもそうだ。中学校からは私立へ行かせたいという気持ちがないわけではない。
大きな問題は「公教育」に不信感がある国に未来などないということ。
誤解を恐れずにいえば、学校教育というのは確固たる「国のかたち」があって始めてなりたつものと思う。この国にはもはやそれがない・・・。
それを正す具体策などあろうはずがない・・・。
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